2009年11月23日

竹を有効に利用する「竹プロジェクト」―武蔵野美術大学

竹プロジェクト.jpg写真は武蔵野美術大学の竹プロジェクトwebから

先日、白木農園の栽培仲間の田舎では竹林が広がりすぎて困っている、という話を聞いた。竹藪は手入れをしないと手に負えなくなるという。最近では、竹を利用しなくなったのが主な原因だろうが、武蔵野美術大学のEDS竹デザイン・プロジェクトが竹を用いた構造物(住居・シェルター・オブジェ)・家具・日用品などの試作品を制作している、という記事が11月23日・朝日新聞の「ただいま勉強中」欄に次のように掲載されていた。

竹を使った家具、災害時の緊急住居を作ることで、途上国を支援する―。武蔵野美術大が2年前から始めた「竹デザイン・プロジェクト」だ。社会貢献できるデザイナーの育成を目指している。
竹は日本の伝統文化に根ざし、同時にアジアなど世界の広い範囲で生えている。成長が早く、軽くて加工も簡単だ。特徴を生かせば、「緊急避難用の家をつくれるのではないか」と企画した。地震や津波などの自然災害が多いインドネシアの大学との交流も始まった。
学生は授業で、竹と地球環境をテーマに学び、イスや照明などの家庭用品も作る。曲線が美しいテーブルを作った工芸工業デザイン学科の築地太朗さん(20)は「節によって曲がり具合が変わって面白い。竹は昔のものという印象が変わって、様々な可能性があると気づいた」。
指導する板東孝明教授は「優れたデザインを持ち、実生活で使える作品を作ることで、新たなニーズにつなげたい」と話した。(大井田ひろみ)

学生らによる竹の作品が24〜28日、東京都小平市の同大9号館と構内の芝生に展示される。28日午後1時からは「竹の造形
・その未来」をテーマにシンポジウムを開く。いずれも無料で、誰でも参加できる。

EDS竹デザイン・プロジェクト
posted by tontonton at 15:15 | TrackBack(0) | 情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする