2014年09月30日

今年初めての松茸

今朝、兵庫の娘からクール便の荷物が届いた。
家人が開けると中には松茸とブドウが入っていた。
岡山の美作産の松茸である。香りも良い。

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娘の家では昨夜、松茸尽くしだったようだが、一日遅れで我が家も
松茸が味わえた。
今年初めての松茸だ。
今夜はその松茸を「焼き松茸」と「天ぷら」にして食べた。
焼くときの香りが何よりも食欲をそそる。
美味しかった…。ご馳走さま。

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2014年09月28日

夏目漱石の「こころ」の連載を読み終えて

朝日新聞が夏目漱石の『こころ』を今年の4月10日から再連載した。
1914年4月20日から8月11日に同紙に掲載されて丁度百年目にあたる。
4月10日から先日の9月25日まで一日も欠かさず読んできた。
70歳を超えて読む「こころ」は、十代の後半に読んだ感想とは大きく異なる。
心の葛藤に共感する部分も多かった若い頃に比べると、違った感想を持つのも当然のことだろう。
ドラマチックの要素が少ない小説であるから、読者にとっては面白くないと感じる人もいるかもしれない。
だが、この連載がなかったら、読み返すことはなかったろうから、読む機会を得たのはラッキーだった。
以下は、その感想を忘れない様に記録に残しておこう。

語り手の「私」は、鎌倉へ海水浴に出かける。そこで「先生」を見かける。私の方から先生に接触して交遊が始まる。謎めいた教訓をときどき口にする先生に私は惹き寄せられる。先生の夫婦関係はいまひとつうまくいっていない。先生は、雑司ケ谷にある墓地に月一回、必ず墓参りをする。そこには学生時代の友人が葬られているようだが、先生はその件については何も語らない。
腎臓病が悪化した父を見舞うために故郷に帰る。大学卒業後の就職を心配する両親を安心させるために、私は先生に就職斡旋を求める手紙を書く。これに対して先生から届いたのは分厚い遺書だった。
遺書には、先生の秘密が記されていた。雑司ケ谷の墓地に葬られているのは、先生の親友のK。Kは先生と同じ未亡人の家に下宿し、そこの一人娘を巡って三角関係にあった。
Kの想いを知りながら、先生は未亡人に娘との結婚を申し入れ、未亡人は求婚を認める。その数日後にKは自殺する。Kの遺書には、「自分は薄志弱行で到底行く先の望みがないから、自殺する」という抽象的な内容しか書かれていないが、先生はKが自殺した原因は、自分がKを出し抜いて求婚したことにあると確信する。しかし、この認識を誰にも語るまいと先生は封印する。明治天皇の崩御と乃木希典大将の殉死に触発され、先生も自殺を決意する。自殺をする前に、私に宛てた遺書を書く。

〈「恋は罪悪ですか」と私がその時突然聞いた。
(中略)
「あなたは物足りない結果私の所に動いて来たじゃありませんか」
「それはそうかもしれません。しかしそれは恋とは違います」
「恋に上る楷段なんです。異性と抱き合う順序として、まず同性の私の所へ動いて来たのです」
「私には二つのものがまったく性質を異にしているように思われます」
「いや同じです。私は男としてどうしてもあなたに満足を与えられない人間なのです。それから、ある特別の事情があって、なおさらあなたに満足を与えられないでいるのです。
私は実際お気の毒に思っています。あなたが私からよそへ動いて行くのは仕方がない。私はむしろそれを希望しているのです。しかし……」〉

この部分に注目すれば、同性愛小説として読むことも出来る。
さらに複数の死生観について考察した小説としても読むことができる。

まず興味深いのが父親の死生観である。
〈父は死後の事を考えているらしかった。少なくとも自分が居なくなっいえた後のわが家を想像してみるらしかた。「小供に学問をさせるのも、好し悪しだね。折角修業をさせると、そのうち小供は決して宅へ帰って来ない。これじゃ手もなく親子を隔離するために学問させるようなものだ」
学問をした結果兄は今遠国にいた。教育を受けた因果で、私はまた東京に住む覚悟を固くした。こういう子を育てた父の愚痴はもとより不合理ではなかった。永年住み古した田舎家の中に、たった一人取り残されそうな母を描き出す父の想像はもとより淋しいに違いなかった。
わが家は動かすことの出来ないものと父は信じ切っていた。その中に住む母もまた命のある問は、動かすことの出来ないものと信じていた。〉

父親は、死については全く恐れていない。個体である自分が死んでも、家が残ると固く信じているからだ。
これに対して、欧米的な近代教育を受けた先生とKは、死を恐れている。実は、ここにキリスト教的な世界観と、日本の伝統的世界観の葛藤がある。

さらに先生も、実は言葉によって、死に追い込まれたのだ。
〈すると夏の暑い盛りに明治天皇が崩御になりました。その時私は明治の精神が天皇に始まって天皇に終わったような気がしました。最も強く明治の影響を受けた私どもが、その後に生き残っているのは畢竟時勢遅れだという感じが烈しく私の胸を打ちました。私は明白さまに妻にそう言いました。妻は笑って取り合いませんでしたが、何を思ったものか、突然私に、では殉死でもしたらよかろうと調戯いました。〉
妻の「殉死でもしたらよかろう」という言葉がなければ、先生は死を選ばなかった。先生は、言葉によってKを殺し、妻の言葉によって殺されるのである。


10月1日からはまた新しい連載が始まる。
「三四郎」である。

主人公・小川三四郎はどこか頼りない青年。母の手紙に書かれていた野々宮の研究室を訪ね、帰りに東大の池の畔で美しい女性を見かける。それが美禰子だった。謎めいた美禰子に三四郎はひかれてゆく。
淡い恋模様を軸に、級友らの与太話に振り回されたり、広田先生の世を達観した哲学に驚かされたり。東京の街を歩きながら、三四郎は新しい世界を見つけてゆく。…。

この機会に漱石に対する関心が高まることを期待している。若い方たちに読んで欲しい。




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2014年09月26日

そば夕食会

昨夜は恒例のそば夕食会。12名の方の参加があった。

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今年1月にも利用した「横川橋 康次郎」、今回が2回目である。
私自身は昼も時どきこの店を利用するので、もう少し多いと思っていた。
食材にもこだわり、料理にも手間を惜しまない。
全ての献立が納得のゆく美味しいものだった。
〆のそばの後に出されたデザートも気に入った。

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次回で80回になる。本当に長く続いている。

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2014年09月21日

曼珠沙華が満開

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自宅の庭の彼岸花も満開である。
呼び方は曼珠沙華が好きである。
「赤い花なら曼珠沙華〜♪♪…」と歌の歌詞にもあるが、

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だが、白色の曼珠沙華では似合わないようにも思える。

コルチカムも満開に近くなってきた。

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可憐な花で楽しませてくれる。

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2014年09月20日

嬉しい悲鳴の「うどん作り教室」

昨日はうどん作り教室が開催された。
9時半開始だったが、その前に小麦粉を袋詰めにする作業があったので8時半に集合した。

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大勢の方たちが懸命に作業してくださったが、豊作で小麦粉が160kgもあったので時間がかかった。
開始の時間も30分近くずれ込んだ。
うどん作りは皆さん慣れていることなので、各班とも順調に進行した。

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今年は豚まん作りの講師を会員の女性陣が務めて下さり、並行して上手く進めて下さった。

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白木農園の方たちは誰も指図をしなくとも為すべきことを自ら判断して積極的に取り組んでくださる方たちばかりである。
遅れて始まったうどん作りも豚まん作りも予定より少し遅れて完了した。

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うどんも豚まんもたくさんの仲間たちと一緒だとよりいっそう美味しくなる。
SさんとTさんが差し入れて下さったデザートのマスカットも甘くて美味しかった。

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ひとり8kgの小麦粉と豚まんのお土産を手に解散した。

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2014年09月17日

家人と久しぶりの豊栄

豊栄に行くことになった。
家人と連れ立って行くのは久しぶりのことだ。
昼時になったのでささき亭で昼食にした。
入店した12時半過ぎには満席だったが、二人分の席はあった。
いつもの「おまかせランチ」を注文して待つ間には席を立つ客が増え始めた。
家人にとっては初めて訪れる店である。

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今日の献立は、塩豚の煮込み、豆腐バンバンジー、根菜のきんぴら、みそ汁、香の物、そして古代米入りご飯。

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食後には珈琲とデザートを注文。デザートははったい粉プリン。
どれも美味しかった。

途中、向原の産直市に寄り、野菜やお茶などを買う。

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ギャラリーでは中岡知子さんの「森の絵画展」が開催されていた。
キャンバスがすべて木の板だった。

豊栄での用事を済ませ、帰り道で彼岸花を見つけカメラを向ける。

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白木街道の両側にはあちこちで彼岸花が咲き始めている。

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帰る途中で「縄文あいす・ひとは館」に寄りアイスクリームを食べた。

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この店も「ささき亭」と同じグループの人たちによる経営だそうだ。
欲張って3色アイスを注文したが、少し多すぎた。

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この店の駐車場にも彼岸花が彩るように…。

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2014年09月15日

コルチカムの球根

豊栄の知人からコルチカムの球根を頂いた。
手のひらと同じほどの大きな球根だ。

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このまま置いておけば花が咲くと教えられて、
ガラスの器にのせて窓際に置いていた。

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頂いたのが9月2日。今日で2週間になる。
3日ほど前から小さな芽を吹いていたが、今日は蕾が綻び始めた。

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マクロレンズも装着して色々な角度から撮ってみた。

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水も肥料もなくても花を咲かせ始めた。

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花が終わったら、土に植えておけと教えられている。

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この写真はネットから拝借したもの。
来年もぜひ咲かせたい。

posted by tontonton at 14:24| Comment(0) | カメラ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月14日

名も知らぬ花たちが秋を告げる

陽気に誘われて庭に出てみる。
良く眺めるといろいろな花がみられる。
木陰でひっそりと美しい斑入りの葉を見せていたが、今年初めて花を咲かせた。

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名前が分からないので「はなせんせ」に問い合わせて「斑入りヤブラン」だと知れた。
細い花茎を立ち上げてそこに紫色の小さな花をたくさん付けている。
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ハナニラも春の薄紫色とは違った花を咲かせる。
ネギ坊主のように一本の細い茎を伸ばしその先端に写真のような花をつける。

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小さな虫がしがみ付くように掴まっている。

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水引は鞭のように長く花軸を伸ばして真っ赤な小さな花をトビトビにつける姿は目立たぬが美しくて可愛い。

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彼岸花も蕾が膨らみ始めた。

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この花は名前も分からない。「はなせんせ」に問い合わせしている。
夜になって、花名が分かった。「ダンギク」と教えて頂いた。

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posted by tontonton at 13:42| Comment(0) | カメラ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月09日

今夜は満月

昨夜は少し欠けていが今夜は満月になった。
楕円軌道をまわる月の位置が地球に近いため、普通より大きく見えるらしい。
「スーパームーン」と呼ぶのだそうだ。
望遠レンズで焦点をマニュアルにすると、お月様の顔が液晶画面でもはっきり見える。

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昨日の新聞のコラムに井上ひさしさんの芝居「芭蕉通夜舟」のこんなせりふが載っていた。
「なぜ月はあんなにも美しいのだろう。なぜだ? たぶん、月に持主がいないからだろう」。

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手つかずの星の利用価値に各国の思惑が入り乱れている。
人界の欲望を月世界に持ち込まないで欲しいと願いながら、美しい満月を眺めていた。

posted by tontonton at 21:14| Comment(0) | カメラ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月08日

今宵は十五夜

今宵は旧暦の8月15日、中秋の名月が昇った。

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今年は早い。もう名月?と言いたくなる。
10月に入ってやっとめぐってくる年もあるし、今年のように9月初旬に訪れる
年もある。
去年は9月19日、おととしは9月30日だったそうだ。
これだけ早いのは38年ぶりとのこと。
7時過ぎにカメラを持って外に出た。
望遠レンズを装着し、マニュアル設定で撮影した。
絞りは8.0、シャッタースピードは1/50〜1/800まで、ISOは200、ホワイト
バランスは太陽光で自動シャッター。
最初の写真は1/640、2枚目は1/800、この位が一番良い。

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十五夜だが今夜は満月ではない。
明日の満月も撮影しよう。

posted by tontonton at 23:52| Comment(0) | カメラ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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