2010年06月05日

菅新総理の道は険しい

昨日、民主党の代表選挙で圧勝した菅直人さんが、第94代首相に選出された。海外のメディアも報道していたが、我が国の総理は平成だけを数えてみても15人。わずか22年でこれだけの総理が変わっていることから考えても、政治に落ち着きがあるはずがない。小泉内閣のみが第三次内閣まで通算1980日と最も長く、それ以降はほぼ一年で交代している。また、驚くことには、小泉純一郎、安倍晋三、福田康夫、麻生太郎、鳩山由紀夫と最近の5人の総理はすべて二世・三世議員だ。

菅首相は、距離を置いた小沢一郎前幹事長との関係を念頭に「ノーサイドを宣言したい」と、敵味方なしを強調したが、新幹事長に「反小沢」代表格の枝野幸男行政刷新担当相が検討され、また、官房長官にも仙谷由人氏が内定しているなど、内閣と党の両方から小沢色を一掃しようといているように見える。小沢執行部が決めた国会日程も覆し、この日予定された組閣も8日に延期し、国会の会期も延長の方向である。
小沢色一掃の菅裁定に、親小沢派は警戒を強めているようだ。小沢幹事長は9月の代表選挙には独自の候補を擁立する構えを見せている。今回の代表選で樽床伸二氏が小沢グループの150票うち129票しか獲得できなかったことに警戒感を抱き、9月に向けて締め付けと他グループの切り崩しを図るとの噂も流れている。
菅さんは代表選の前に「ご本人のためにも、党のためにも、日本国のためにも静かにしておいて…」などと小沢さんのことに言及した。溜飲を下げたには違いなかろうが、これから総理になる人間の発言としては大人気なかった。
通常国会の途中ということもあり、留任の閣僚が多かろうが、来週初めの党と閣僚人事次第では、これから先ひと波乱もふた波乱もありそうな予感。新しい内閣に期待する半面、不安も拭い去れない。大丈夫なのか、民主党。

posted by tontonton at 17:36 | TrackBack(0) | 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする