2009年06月27日

嬉しく誇らしいこと

昨日、安佐南区図書館から「予約の本が用意できました。ご来館ください。」というメールが入っていた。
2時過ぎ安佐南区民文化センターに併設されている図書館に予約の本を取りに行く。今日は土曜日なので駐車場は多いだろうなと思いながら文化センターの入口に差し掛かると、やはり整理員が車を誘導していた。整理員の顔には見覚えがあった。白木農園のTAさんである。TAさんに挨拶をして第一駐車場の前まで進み待機しているとそこではMIさんが誘導していた。まもなく指定された位置に駐車する。MIさんに、挨拶がてら聞くと第二駐車場ではMAさんが誘導しているとのことだった。
白木農園の仲間3人が30度を超す暑さの中で、駐車場整理のボランティア活動をしていた。栽培を通じて集まった仲間がボランティア活動でその地域で貢献している姿を見ることはとても嬉しくまた誇らしく思った。
「TAさん、MIさん、MAさん、ご苦労様です。ありがとうございます。」

今日は以前から読みたいと思っていた半藤一利さんの「昭和史」「昭和史−戦後編」の2冊を借りてきた。今読んでいる司馬遼太郎の短編集と交互に読み進めてゆくつもりだ。この短編集も図書館で借りたものだ。フィクションとノンフィクションの世界を行ったり来たりするのも楽しいものである。ただ、司馬さんの小説は単にフィクションという言葉だけには収まりずらいと思うが…。

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2009年06月24日

東国春知事の条件は「断りのしゃれ」かと思ったが…

朝刊の「東国春知事に衆院出馬要請」の記事を見て驚いた。
自民党の古賀誠選挙対策委員長は23日、宮崎県庁で東国春英夫知事と会談し、次の総選挙に自民党から出馬するよう要請した。
それに対して知事側から2つの条件を示した。
一つは、全国知事会でまとめた地方分権に関する方針を自民党の政権公約(マニフェスト)に盛り込むこと。
もう一つは、自分を次期総裁候補にすること、だった。

窮余の策でタレント知事にすがる自民党と国政に躍り出たい東国春英夫知事の思惑が一致しての会談のはずだったが、古賀選挙対策委員長が聞いた言葉は、まったく想定外のものだったに違いない。
だが、東国春知事側が突きつけた条件は、殆どの人たちは「断りのしゃれ」と受け取っていたと思う。
国政における様々な経験や見識は全く持たず、僅かな期間知事を経験しただけで、出馬要請が出れば「次期総裁候補にすること」を条件に出すなどの発言は、常軌を逸している。本気なら、自民党も足下を見られたもので、知事の驕り高ぶりにも呆れる。
しかし、今夕のニュースを見る限り東国春知事は本気のように思えるし、古賀選挙対策委員長も「将来の総裁候補…」などと、要請を本気で考えているような発言をしていた。
こんな候補を自民党が擁立するようであれば、それこそ自民党の崩壊が始まるだろう。国民も許すはずがない。決着を見守りたい。

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2009年06月22日

司馬遼太郎の「新撰組血風録」を読んで

新撰組副長、土方歳三を描いた「燃えよ剣」を読んで以来、司馬さんのもうひとつの新撰組を描いた作品「新撰組血風録」を読もうと思いながら、今日まで縁がなかったのか手に取ることはなかった。
司馬さんの作品は、既成の秩序なりモラルが崩れ、新しい体制が模索されているような混乱の時代を背景にしたものが多い。それは、司馬さんが変革期に現れる人間像に、深い関心を寄せていたからだろう。
短編15編で構成されているこの「新撰組血風録」は、勤王か佐幕か、血なまぐさい抗争に明け暮れる維新動乱期の象徴的、宿命的な存在であった新撰組というものに、あらゆる角度から焦点をあてて、今日的なメスを加え、その時代的背景を浮き彫りにした、ユニークな「異聞集」である。15編は足で小まめに、見聞した資料をもとに、独自の史観をふまえて、それぞれに味わいのある描き方をしている。

沖田総司は2作品の主役になっている。「沖田総司の恋」と「菊一文字」で、前者は医師の娘との淡い恋を描き、後者では700年もの間、折れずに生き延びてきた鎌倉期の古刀・則宗と死がテーマになっている。
「油小路の決闘」は、新撰組の批判派である伊東甲子太郎らの悲劇的な結末に至るまでを…。「芹沢鴨の暗殺」は、水戸天狗党の生き残りで、狂人的天才剣士・芹沢鴨が、近藤、土方らの黙契によって暗殺される有名な話を、大阪商人の菱谷太兵衛をからませながら味わい深いものになっている。
名刀の真贋を軸に近藤勇の不敗神話を描く「虎鉄」や「勝負となると、相手を食い殺したいほどの異常な闘争心をわかせる」山崎蒸(すすむ)を主役に描いた「池田屋異聞」など、いずれも、人物にまつわるエピソードが面白く、個性が十分に生かされていて、鮮やかである。
「燃えよ剣」を発表した後、「小説中央公論」に新選組を題材とて連載された15編の短編。「誠」の旗印に参集した男たちの内面を通してその実像を浮き彫りにした歴史小説。面白く読めた。

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2009年06月20日

惨めなジャガイモの収穫

一昨日の白木農園パソコン同好会の休憩時間に農園のジャガイモの話題がでていた。小さいものが多く数も少ない。また、何の虫か分からないが大きな穴があいている。と言うことだった。

昨日の夕方近く、前日の話から期待を持たずに白木農園に向かった。掘り始めてその悲惨さを実感した。
今年の春は極端な少雨だったのが一番の原因だろう。その上、多くの人がアブラムシの影響を受けた。それに加えて、虫の被害である。
全体に少量なうえに小さいものが多い。ジャガイモらしい大きさのものは大半が虫の被害を受けている。
掘っている途中で、ジャガイモの中に潜む虫を見つけた。その虫の写真。何という虫なのでしょうか、ご存知の方は教えてください。日向に置いて見ていると中に潜って隠れてしまった。
一昨日の同好会での話では、これまで収穫した多くの人がこの虫の害にあっている。ということは、この畑にはこの虫がたくさんいることになる。8月上旬に播種する予定の蕎麦の生育がいまから心配だ。
幅3mと奥行き5mの区画に植えた種芋は4sあまり、虫の害に合わずに収穫できたジャガイモは7〜8sしかなかった。


ジャガイモ2009.6-1.jpgジャガイモを食い荒らす虫、陽の当るところに出すと中に引っ込んだ。 
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2009年06月17日

楽しい「男の料理教室」


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先月から始まった男の料理教室「ファーマーズ・キッチン」は今日が2回目。5月のメニューは「新ジャガのドライカレー」、「梅干し入り和風 ミネストローネスープ」「ピーマンの塩こぶ和え」の3品だったが、今日は一番基本となるものを要望し、「味噌汁」、「焼き卵」、「きゅうりもみ」というメニューになった。
味噌汁は煮干しと昆布でだしをとる本格的なものだった。味噌汁の具は豆腐と油揚げだったが、破竹を頂いたのでそれも入れる。味噌汁の注意事項として、「味噌を入れる時は火を止める」、「味噌を入れて沸騰させない」、「暖め直しはできるだけしない」などもこれまで知らなかったことばかり。
卵焼きといえば「だし巻き卵」が好まれるが、これは少し難しいとのことで「焼き卵」に挑戦する。講師の先生の実演を見ていると簡単のようだが、実際にやってみると結構むつかしい。私は最初に焼いたがバラバラになって上手く焼きあがらなかった。続いて一人ずつ焼いたが、みんなうまく焼けている。悔しかったので、私だけ再度挑戦し、2度目は上手く焼きあがった。後で聞くとフライパンがなじんでいなかったからだという。
取り組む眼差しは真剣そのものであるが、それぞれ十分楽しみながらやっている。良い雰囲気で時間が流れてゆく。今日も楽しい時間を仲間とともに過ごせた。
この3品だったらなんとか自宅でもできるかもしれない。その気になるかが問題だが…。


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2009年06月16日

杉本鉞子(えつこ)の「武士の娘」を読んで

「武士の娘」は、八十数年前の1925年にアメリカで出版されベストセーラーになった。日本に興味を抱く欧米社会の読者を対象に、英語で書かれたもので、その後7カ国語に翻訳され、当時の日本女性の生き方を世界に伝えた歴史的名著といわれている。

杉本鉞子は明治6年越後の国、長岡藩の家老、稲垣家に産声をあげる。維新の嵐はこの城下町をも大きくゆすぶり、その名残もまだ消えやらぬ頃に生まれた。武士の伝統の色濃い家庭の中にあって、祖母や母の語る雄々しい昔語りに耳を傾け、乳母や爺やの炉辺のものがたりを聞きながら、武士の娘としての厳しい躾と教養を身につけて育つ。兄の親友であり、アメリカ東部で貿易商を営んでいた杉本に嫁ぐことになり、若いみそらで単身渡米する。見るもの、聞くもの、すべて不思議とも思われる彼の国で、新しい生活を始めた夫人は裡に深く湛えられた古い日本の女の道を忘れることなく、また、「武士の娘」として身につけたものを失うことなく、賢明に冷静に周囲を見守りながら見事に自立した考えを身につけてゆく。あるがままに受け入れ、その中で祖国の真の姿をしっかりと見きわめてゆく。
いまは「武士の娘」の時代とはいささか違うが、今日に通じる女性の生き方や作法・所作を見る上でも、当時の風俗や生活のあり方を知るためにも高い価値を持っていると思う。

原文も素晴らしいのだろうが、大岩美代さんの訳も当時を忍ばせてくれる穏やかで琳瑯な文になっている。その一節を…。

とうとう高崎に着きました。ここから東京までは、いわゆる「陸蒸気」が通じていました。初めて見る汽車は狭い扉がプラットホームへ向けて開かれた小さな部屋の連続のようでした。
もう夕刻近かったこととて、旅疲れの私は眠いばかりで、余り記憶もありませんが、汽車に乗る時、家の中へ入るように思って、入口で下駄を脱いで入って、兄に叱られたことだけ憶えています。発車する前に、車掌さんが窓からその下駄を入れてくれましたが、こんな間違いをする人が多いのですか、この車掌さんは列車毎に下駄を集めるのが仕事だったそうです。車中に落着くと、私はすぐに眠ってしまい、目を醒ました時は、もう話にばかり聞いたお江戸の東京に着いておりました。

「高貴で思いやりに満ちた日本人の価値観を、私たちに残してくれた―」帯封に書かれた櫻井よしこさんのコメントである。

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2009年06月13日

鳩山総務相辞任の行方

鳩山総務相と日本郵政の西川社長との対立が毎日のようにメディアを賑わしていたが、「総務相辞任(更迭)」という決着になった。
首相は記者団に辞任させた理由について、「国民の財産の郵政事業に関し、政府と郵政会社との間に混乱を生じた印象を与えたことははなはだ遺憾。早急に解決させるべきだと思って、判断した」と語った。
自民党総裁選では過去3回も麻生氏の選挙対策本部長を務めた「盟友」とも言える鳩山氏を更迭した。鳩山氏が妥協せず、首相判断に持ち込んで西川社長の続投を認めれば、閣内不一致になる。西川氏の交代を迫れば、郵政民営化を進めた小泉首相らの反発などを招き、党内政局になりかねない、という思いが首相の判断を遅らせていたのだろう。
麻生首相は2月、「郵政民営化に賛成じゃなかった」と語り、4分社化の見直しにまで言及して、国民をビックリさせた。ところが党内の風当たりの強さを見てハンドルを戻そうとの思惑があったことが今回の判断になったように思える。
しかし、鳩山総務相の西川社長批判に火がついたのは半年も前のこと。それなのに、「あまり長引いていて話が混乱しているかのごとき印象を与えるのは、いかがなものかと思っています」などと12日夕、首相は人ごとのように記者団に語っていた。
中山成彬国土交通相の時も、「もうろう会見」で辞めた中川昭一財務相の時も首相の優柔不断ぶりには呆れたが、今回も全く変わらなかった。

辞任した鳩山氏は記者団に「今の政治は正しいことを言っても認めてもらえないことがある。今回の総理の判断は間違っていると思うが、今後は正しい判断で政治をやると信じている」と語った。その上で、自民党離党の可能性についても「仲間と相談する」と含みを持たせた。
西川氏との全面対決で一歩も引かなかったのは、世論が味方しているとの自負からだろう。内閣支持率が低迷する衆議院選を「自民党」より「鳩山邦夫」として戦った方が勝算があると計算したとも考えられる。
英断なのか、蛮行なのか、鳩山総務相の辞任劇。世論はどちらに…。

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2009年06月11日

時を耕す―「時の記念日」に思う

今朝の朝日新聞に「時の肖像」というコラムが掲載されていた。この高橋邦男氏のコラムを読みながら、昨日(6月10日)が「時の記念日」だったことを思い出した。
印象に残ったコラムの一部(原文のまま)。

『時は立ち止まることなく過ぎてゆく。時間が足りないという嘆きを聞かない日は、ほとんど無い。
しかし、ゲーテの「西東詩集」には、こんな一節がある。

わが享けし土地の 美しさ
広さ 果てしなさ!
時こそわが所有の地
時こそわが耕す畑

翻訳した柴田翔さんが述べている。「すべての人が等しく享ける<時>―。その美しい土地を耕せば、自分のまわりに果てしない時空が広がります。そのとき個々人の所有、民族の領域などなど、およそ地上のあらゆる境界は消える」
(中略)
時を惜しむことは、人を惜しむことでもある。時には、時の流れの中で立ち止まり、享けたその時を耕す道を考えてみたい。』

(「時の肖像」は今回が最終回になっていた)

「時」を広辞苑(電子辞書)で見ると、「過去から現在へ、さらに未来へと連続して、とどまることなく過ぎゆく現象」とある。また、「時」に繋がる言葉は数え切れないほど多くある。それだけ人間が大切にしてきたものなのだ。
ところで、最近はケイタイの付録に時計がついているから若い人は腕時計をしない時代になってきたそうだ。ケイタイの時計はデジタルで、アナログと違い現在の時刻しか表示しない。広辞苑にあるように「過去から現在そして未来へと連続」していないのだ。そのせいだろうか、「時」に繋がる言葉をあまり実感できなくなった様に思える。
「時は今」
「危急存亡の時」
「試練の時」
新聞に掲載されてたり、政治家が発してはいるものの、人を緊張させたり、奮い立たせる言葉として聞こえてこない。亡くなったテレサ・テンさんの歌ではないが、「時の流れに身をまかせ」と抵抗していないように見える。さらに、沢田研二さんの「時の過ぎゆくままに」では絶望的すぎて、未来が見えてこないように思う。
時には、自分自身をスケッチしながら、耕す畑を眺めてみようと思った。

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2009年06月10日

佐々木譲の「制服捜査」を読んで

「制服捜査」は、独立した小説ではあるが、「笑う警官」や「警官の紋章」と共通の根っこを備えた作品である。共通の根っことは、北海道警を揺るがした2002年の不祥事―現役の警部が、拳銃摘発の成績を上げることに血道を上げたあまり、裏金の捻出やそれに関連した覚醒剤密売に手を染めたとされる事件―いわゆる稲葉事件だ。
不祥事の再発防止を目指す道警本部は、一つのセクションに7年在籍したら配置換え、一つの地方に10年いたらば別の地方へ異動という方針を打ち出した。一つ処にとどまると癒着し、腐敗し、問題が生じると決めつけたような処置といえよう。その結果、専門性を持つ警察官が減少し、地域の情報に詳しい警察官も減少することとなった。
そうした影響の直撃を受け、刑事事件の素人が増えた札幌の大通署刑事課盗犯係を描いたのが「笑う警官」であり、25年警察に勤め、刑事課盗犯係や強行犯係で実績を積んできたにもかかわらず、このルールで初めての駐在所勤務を命じられた巡査部長の川久保を主人公としたのが「制服捜査」なのである。川久保は、札幌に15年いたという理由で、十勝地方の小さな農村とでも呼ぶべき志茂別町の駐在所に移動させられた。
川久保は道警の方針により、やむを得ず縁のなかった土地で駐在を務めることになるが、単身赴任という異例のかたちをとっており、夫婦で地域に溶け込み、治安を維持するという駐在の理想像とはまるで異なる形態の駐在となった。
警察小説で「駐在」に着目した点が面白い。中編・短編で構成されている5話は、いずれも完成度の高い素晴らし警察小説である。

警察小説に興味をもち始めたのは、大沢在昌の「新宿鮫」シリーズだったと思う。高村薫が描く「マークスの山」の合田刑事や「動機」などの横山秀夫など、読む作家が次々と変わっていった。最近では、「隠蔽捜査」や「果断―隠蔽捜査2」の今野敏や佐々木譲が多い。
犯人を追い、事件を解決する存在としての小説の主役を務めるというパターンだけでなく、警察の人事を担当する存在としての主役だったり、警察内部での対立を描くものであるなど、多様な警察小説が生まれている。ミステリーだけにとどまらない警察小説、豊穣の時代であると言えるかもしれない。

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2009年06月06日

空宙トマト栽培の見学

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いつもは夕方から始まる「そば食べ歩き会」が今月は昼時になった。
上野園芸の「空宙トマト」栽培を見学した後、この近くにある「あしゃぎ」というお店でそばを食べる計画になっていた。10時半に上野園芸の近くのJR駅で待ち合わせ、現地に向かう。
空宙トマトは水耕栽培だが、普通の水耕栽培とは異なり、トマトの根は高さ2mに設置したパイプの中にある。暖かい空気は上部に溜まるという特性をいかした暖房費のかからない省エネルギー栽培だ。日曜日などには『生産者日曜市』としてトマト下の空き地の有効利用もされている。地面から離れた空間で植物を栽培する事により、腰を曲げた状態での辛い作業から開放されるのも魅力である。
トマトには 水分ストレス(水不足)を与えると甘味が増すという特性がある。この「空宙トマト」は空宙栽培方式によって水をコントロールし、人工的に水分ストレスの状態を作り出しているから糖度がとても高くフルーツのように甘い。
初めて見学した人は感動し、その場でもぎ取って新鮮で真っ赤なミニトマトを驚嘆の声を発しながら味わっていた。

見学を終え、お土産のトマトを手に昼前には「あしゃぎ」に移動する。あしゃぎは民家の一部を改装してシックな雰囲気のお店になっている。店名の意味は沖縄の言葉で「離れ」だそうだ。市街地からちょっと外れた静かな住宅地の中にぽつんとあるからなのだろうか。
予約しておいたお任せコースを頂いた。使用されたそば粉は北海道の音威子府(おといねっぷ)産。2時半まで楽しいそば談義が続いた。


空宙トマト2009-2.jpgあしゃぎ2009-1.jpg
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